- 実家猫、虹の橋に
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ツイッターだと流れてしまうので、私自身の覚書として。
16年前、実家に住んでた頃、学生時代の友達から飼えないかと連絡をもらいうちにきたトラ吉くん。今朝虹の橋を渡ってしまいました。
もうすぐ17歳、もともと膀胱は悪かったものの、数値的には安定していたのに一週間前くらいから発症した急性腎不全であっという間でした。
私は実家から離れ独り立ちをしてしまったのでここ10年くらいは帰省のときだけ会える子でした。
食べるのが大好きで、すごく大きくて、穏やかで、母の事が大好きな子でした。
キトン時代
母が股関節の手術をすることが決まり、入院中やリハビリで猫の通院や面倒をみることが出来なくなるから長期になるかもしれないけど落ち着くまでトラちゃんをうちで預かってくれないかと母から相談されて準備をしているところの急逝で、母と「よっぽど実家から離れたくなかったんだろうね!」と泣き、笑いました
私はでも、母が大好きな子だったから、母の入院前に離れ離れになってお別れするくらいなら母に看取ってもらいたかったんだろうな、と思います。
猫、虹の橋を渡るとき人のスケジュール完璧に把握してる説あると思うのは私だけでしょうか…?笑
今日明日が峠かもと連絡をうけ、仕事を抜けて急遽帰省して会ったトラちゃんは相変わらずの毛並みの良さで入院先の保温室でぽかぽかモフモフしてました。あれが最後になってしまった。
でも生きてるうちに会いに行ってよかった、会えてよかった。あの温かさは忘れない。
正月に会った時はまだ元気だったから、春に17歳を迎えられそうだなとぼんやり思ってたのにな。
あいにく、急遽入院した先で亡くなってしまったけど暖かい中で苦しまず静かに逝ったとの事、足の悪い母がトラちゃんの深夜に急変しても何もできず右往左往するより後悔のない見送りだったと母は言っていた。
さっき仕事帰りの弟から静かに眠っているよ、と連絡。
明日、父と母に見守られながらお空に昇る予定です。
家族全員に愛されていたトラ吉くん、今回の猫生を満足してくれていたらいいな。
先代のアー様が虹の橋で待ってるから合流してね
形状が独特
若かりし頃
モフモフ
トラちゃんまたね、また着替えてうちに来てね 大好きよ
猫のこと | 2022.01.27 (Thu) 22:54
- 【猫】100日。
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あっという間に100日経ってしまった。
先日塩田妙玄先生のチャリティー講演会を拝聴してきました。
個別供養もして頂いたおかげか声をあげて泣くことは少なくなった気がするかな
塩田さんのことは『ペットがあなたを選んだ理由』『ペットの声がきこえたら』という御本を読んで知ったんですが
オノユウリ先生の絵が本当にかわいらしくてペットロスの心に刺さるというか
癒される御本なのでおすすめです めちゃくちゃ泣いてしまうけども笑
まだ写真を穏やかな気持ちで見返すことも出来ないし
会いたい気持ちがなくなることもないんだけど
それでも少しずつ、切り離しできるようになった気がします。
妙玄さんの個別供養で「猫ちゃんがあなたに伝えたい事は何かわかった?」と聞かれ
ポッと頭に唯一浮かんだ言葉は
「ずっと幸せだった」という感情でした
私はあーちゃと一緒にいられた15年間一緒にいられて幸せだった
大好きだった いまもずっとこれからも大好きよ
まだまだ寂しいし泣いちゃうけど
下2キャッツが換毛期で次々とマーをしてマー処理に追われてるので笑
あー様が躾けてくれた下の子たち、しっかり面倒みるから見守っててね
いつまでもメソメソしててお恥ずかしい ツイッターにお知らせするのもアレなので
ブログを見てくれてる人にこっそりと泣き言を言うね…笑
そろそろお仕事のお知らせが出来るよう頑張ります…
余談ですがあーちゃの件で実は近所に住んでるトーンアシさんに
それはもうハチャメチャにお世話になりまして。
闘病中の通院から亡くなってからのもろもろから
ペットロスでぐねぐねしてるときも唯一外に誘って色々連れ出してくれて
今は仕事をせいと尻を叩いてくれてます笑
彼女がいなかったら私はマジで病んでいたのではないだろうか
Tさん本当にありがとう…(私信)
いやこれほんとそのうちちゃんとお礼しないとだよね…!
私も友達に何かあったら力添え出来る人間になれたらいいな、と思うなど。
以上 百箇日に寄せての覚書でした猫のこと | 2019.06.17 (Mon) 18:24
- 【猫】49日
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ツイッターにあげるのもあれかな、と思ったので。
今日で49日です。ついに骨壷を仏壇に入れました。同じ部屋なのに遠くにいってしまった気持ちになってしまいべそべそ。でもかわいい木製のお仏壇ときれいな音色のおりんを買いました。ことあるごとにチリンチリン鳴らしてます笑
猫にとって49日だの仏様だのなーんも関係ないだろうからこれはひとの区切りに付き合ってもらってるというだけなのよね、とわかっちゃいるけど昨日今日とべそべそしすぎて頭が痛いよー!
まだまだ悲しいし寂しいしことあるごとに思い出してはメソメソしてしまう
愛猫を亡くしたことのある諸先輩方に聞くとずーーっと忘れることはないし乗り越えることもないから悲しみと共に過ごすことに時間とともに慣れること、と聞き、なるほどこれは長期戦…と覚悟をきめるなどする今日この頃です。
下2匹は相変わらず身を寄せあって寝たりしつつも威嚇したり尻尾が禿げたりで前ほど仲良くないのがさみしいけど、付かず離れず、お互いのストレスにならない距離感を見つけてくれたらいいな。あわよくば昔の仲良しさを思い出して…!
新元号までもうすぐですね。平成はいい時代だったなとぼんやり思うなどです。
お仕事は年内だいぶのんびりスケジュールでぼちぼち再開させて頂ければ…というかんじでがんばります
なんかでもねーお話がね、なーんにも考えられなくてね すみません。
秋の庭には参加したいな〜〜とぼんやり。ちゃんと生きなきゃね
猫のこと | 2019.04.28 (Sun) 20:49
- 【猫】あーちゃのこと
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書かなきゃ、とずっと思ってはいたんですが書いてしまったらそこで区切りがついてしまう気がして何日も向かえなかったんですが平成も終わろうとしてるし絶対に忘れない日に書こうと思い。
2019年3月10日に長女猫のあーちゃが亡くなりました。
満15歳、LGL消化器型リンパ腫でした。
ありがとうもごめんねも、あーちゃんにたくさん直接お話ししたので、
ここにはあーちゃ暦とあーちゃのいいとこを書いて残しておこうと思います。
体力的にもう限界間際からの闘病だったので
抗がん剤1回だけしか出来なくて闘病1か月であっという間に逝ってしまった。
小さくなってしまった身体でそれでも最期までめちゃくちゃ頑張ってくれて
最期は二人きりで、私の腕のなかで看取れました。
あーちゃは私が学生時代、先輩が別棟で拾ったという猫で、飼える人はいないかと探していたところを譲り受けた子でした。鼻に鼻くそついてるな〜と思って頑張って取ろうとしたけど取れなくて鼻くそじゃなくて痣か!wと気づき、私も泣き痣が目の下にあるので何かの縁だなと思ったのを覚えています。
大学卒業して、就職して、無職になって、佐渡に島流しにあい笑、デビューして、仕事して
苦楽を共に、15年ずっとそばにいてくれた唯一の存在でした。
親弟妹よりもそばにいてくれたのがあーちゃでした。
めちゃくちゃ神経質で、そもそも人類が嫌いで、人類の中で唯一近くにいることを認められたのが私で
猫流のあいさつを教えてくれて
毎日お出迎えしてくれて、寝る時は必ず股間派で笑
下の子2人の教育は厳しめで、おかげで下2人は全然噛まない子になりました。
私のトイレには必ず着いてきて、あーちゃがいないと思ったら必ず私の布団のなかで
名前を呼べばサイレントにゃーかご自慢のジャパニーズボブテイルをぷりぷりしてお返事してくれた。
本当に、本当にかわいい子でした。
私は私だけを一番愛してくれる子を失ってしまった。悲しい。寂しい。
もっと一緒にいたかったなぁ あと5年、せめてあと3年、2年
1日でも長く、と無理させてしまった
しんどかったね ごめんね がんばってくれてありがとう
亡くなる3日前に、それまで全然食欲もなく給餌で何とか食べてくれる状態だったのに
急にご飯皿に向かい、黒缶を平らげ、好物のちゅーるを食べ
私がちょっと外出して戻った時、元気だったころみたいにお出迎えと猫流のあいさつをしてくれた。
あの日があーちゃんにとっては最期の晩餐で、私との、今生との、お別れの儀式だったんだろうな。
あと私が「ちゅーるもっとたくさんあげておけばよかった」と後悔しないように食べてくれたんだと思う笑
私想いの子だったな 本当に、過激派だけどいい子だったな
亡くなったのが3/10の日曜日のお昼くらいで、あれから毎週日曜日が悲しいです。
もう一度会いたいな また会えるかな
虹の橋にいるとしたら、まわりの猫ちゃんたちまた威嚇してるのかな けんかはおよしよ
また会えるまでみんなと仲良くするんやで ねーたんはもう少しこっちで頑張るから待っててね
それとも着替えてまた私のとこに戻ってきてくれるかな また会えるならどっちでもいいよ
大好きよあーちゃ
何万回も呼んで 何万回もお返事してくれた あーちゃ
大好きよ
またね
最後に 一カ月とはいえ無保険の抗がん剤とその他もろもろ毎日通院&静脈点滴治療に立ち向かえたのは、お仕事を下さる出版社さまはもとより、読者さん方皆さんのおかげです。後悔のない看病、治療をしてあげられました。
改めて読者さんあっての作家業だなと思いました。ありがとうございました。
あーちゃに代わりお礼申し上げます。
また、予定していたスケジュールにつきましての調整をご快諾頂きました編集さん方にもお礼申し上げます。
実はあーちゃが亡くなってすぐに次女猫が右しか鼻水が出てないことに気づき、リンパ腫について調べまくっていたので片方だけの鼻水が鼻腔内腫瘍の可能性があるかもしれないとビビりまくり大学病院で精密検査するなどしたりしていました。
おかげさまで鼻炎という結果で安心はしましたが、あーちゃに育てられたと言っても過言ではない下2キャットたちも私と共に不安定になってしまい(末猫も抜歯などした直後だったので)いま下2匹が不仲です…困った
時間が解決してくれるのかな、様子を見つつ、そんなあーちゃのいない日常に打ちのめされています。
仕事、またがんばれるかな
下2キャットをあーちゃの分まで長生きさせねばならからな!笑
色々顧みることなどもあり、仕事量含め、いろいろと見つめ直して がんばります
なんでもない一日一日を 大事に。
猫のこと | 2019.03.31 (Sun) 21:19